金洲の大物釣り≪最寄りの釣場情報
太平洋岸での有数の漁場
金洲は、4月1日に解禁になり、11月いっぱい行けます。
30年ほど前初めて遊漁船に解禁になりました。当時は金洲フィッシングセンターという、業者さんが、東京、大阪からも深夜の貸し切りバスが御前崎にやってきて各漁師さんの船に釣り客を振り分けたのが始まりです。11PMなどのTV番組でも紹介され解禁当時は大変なにぎわいでした。金洲のみが遊漁船に解禁で、御前崎沖はのちに徐々に解禁していきました。大船長は、解禁当初から遊漁船も営み、その歴史を知る数少ない船頭です。当時は、ヒラマサの大フィーバーで、そのほかの大型の魚も多く、道具の製造技術に未熟さもあって、竿折れが続出しました。記録には残っていない、超大物が当時は数多くありました。あのころにくらべれば、魚は減ってきていますが、大物カンパチ、ヒラマサ、モロコやオキアミでの超高級魚五目釣りでは釣りのメッカです。
現在でも、銭洲と並んで、太平洋岸での有数の漁場であることには変わりありません。
金洲といっても広いので、有名なトンガリの根をはじめいくつかの根があります。根によって住む魚はちがいます。どこを選びどう組み合わせるか。潮を見て判断するのが、船頭の経験と腕です。博栄丸には多くの経験がロランに記録されており、大船長は、金洲での第1人者の1人であることを自負しています。それを引き継ぎながら、まだまだ新しいポイントを探し挑戦しています。金洲だからといって気張らずに、普段の竿、タックルで十分楽しめる釣り場です。大物だけでなく、高級五目釣りを楽しんでみてください。
金洲で釣れる魚
4月1日解禁から11月いっぱい
メダイ
金洲の早い時期はメダイで始まります。大きな目ぬるぬるした体ですが、白身のおいしい魚です。
仕掛は6号以上の1本バリです。オキアミの餌でもきますが、サバの短冊状の身によくきます。10センチ前後にサバの身を切って丈夫なハリ、丈夫な竿でねらいます。
小判という1キロ前後のものから10キロを超す大物までいます。
ジャンボイサキ イサキ ヒメダイ シマアジなど高級魚
金洲のジャンボイサキは40センチを超えるものもいます。6号の3本バリ、6メートルぐらいの仕掛を作るとよいでしょう。ジャンボイサキのほかに、ヒメダイ、アオダイがきます。金洲ならではの、近所のスーパーでは手に入らないおいしい超高級魚です。金洲での五目釣りを釣るのであれば、ぜひ釣りたい魚です。今では、幻になったオナガダイも金洲で釣れます。
そのほか、キントキ、ウメイロ、ハチビキ、アカイサキなどがきます。金洲のどこでも、ハリスを切られるような強烈なあたりが、何度もあり五目釣りでも油断できません。
スルメイカ
毎年6月10日が御前崎沖のスルメイカの解禁日となっていて、スルメイカを釣って泳がせ、又は五目釣りのリレーを楽しんでいます。
カンパチ ヒラマサ ブリ モロコ
金洲といえば大物といったイメージ通り、黒潮系の潮にのってカンパチ、ヒラマサが有望なポイントで釣れます。年周りによって、連日のフィーバーとなることもあり、10kgを越す大物もでる、夢のある釣りです。餌は、スルメイカ、サバ、ムロアジがよいでしょう。ハリスは30号以上です。オキアミにも回遊魚はヒットするので、ドラグ調節は大事です。油断禁物!
カツオ
黒潮に乗り、御前崎沖、金洲の各地で、5月から10月にかけて群れが見られます。オキアミに食ってくるのは、通常8月からの戻りカツオが多いですが、数年前には、金洲の瀬に10kgオーバーのカツオの大群がつき、大フィーバーでした。